下剤を使うと流産の可能性も
大腸刺激性下剤
妊娠すると便秘になりやすくなっており産婦人科で便秘を伝えると下剤を処方されることが多いです。
医師から処方された薬剤なので安心してもいいのですが、やはり妊娠中は下剤を飲みたくはありません。
下剤の中には、妊婦に禁忌の薬剤もあり安易に市販の薬剤を服用するより医師の指示に従うべきです。
妊婦に比較的よく使用される薬剤にラキソベロンがあります。
ラキソベロンは、下剤の中でも大腸刺激性下剤という分類の下剤になります。
大腸刺激性下剤もフェノールフタレイン系、アントラキノン系、ジフェニルメタン系と3種類に分類されそれぞれ薬剤の強さなどが異なります。
ラキソベロンは、ジフェニルメタン系の薬剤で安全性が高い薬剤です。
それに比べセンナの葉を主成分としているアローゼンはアントラキノン系の薬剤で大量に投与すると子宮の収縮により早産・流産の危険性があります。
どの下剤を使用するにしても認識しておかないといけないことは下剤は一時的な処置であって根本処置ではないということです。
大腸刺激性下剤に関しては継続して服用を避けることです。